CORVUS
時代の未明から来たるべきものへ〈仙台公演〉
2012.05.04.fri/05.sat
- 構成・演出・出演
- CORVUS(鯨井謙太郒+定方まこと)
- 舞台オブジェ・照明
- TOJU
- 音響
- 野口泉
- 宣伝美術
- 奥秋圭
- 宣伝写真
- 神山貞次郎
- 主催
- CORVUS
- 制作
- コルヴスオフィス
- 協力
- 月のピトゥリ
2012.05.04-5
せんだい演劇工房10-BOX box1
《CORVUS Eurythmie Performance 時代の未明から来たるべきものへ》〈仙台公演〉
《「詩的コラージュ」〜間章の言辞によって》 by CORVUS
闇は深く その尾をたれ
すでにして「私」とは廃墟 廃墟とは「私」
廃墟をかかえ込む人間
「わざわいなるかな。心に砂漠を抱くものは・・・」
扉の向こうの砂漠
無機の景色・・・
この黙示録の終わりなさ
未明の風の中で
そして、百年を闘う
殲滅につぐ殲滅の血の流れ
ナルチスの鏡「貌を映そうとする鏡」を
壊し続けねば
蟻地獄
そう、夜
季節は無季
時とは 非時の他ではない
腐敗した血 毒を飲み 地獄めぐりへ
闘いのありかは お前のなか
そして、十字架を立てる
時代の未明
あるいは 時の円環のなか
会うべきものは いずれ会う
来たるべきものの果て
そこには一切の未来がない
闘え