KENTARO KUJIRAI コンペイトウ 2020/04/25 22:58:28

《アーカーシャのうた 鯨井巖「一学徒兵の北部沖縄戦回想録」》〈仙台公演〉

【公演延期のお知らせ】

 

6月27日(土)/28日(日)に、せんだい演劇工房10BOX にて上演を予定しておりました《アーカーシャのうた 鯨井巖 〜『一学徒兵の北部沖縄戦回想録』〜》仙台公演は、仙台側主催、制作と共に公演開催の可否について協議を重ねてきましたが、現在も継続している新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、開催を延期することと致しました。

 

昨年9月、セッションハウス企画ダンスブリッジにて初演された本作品は、70数年前、北部沖縄戦を体験した鯨井の祖父が遺した回想録をもとに、血縁者の身体と、生声による語り、合唱アンサンブルの歌声と指揮、そして三線の生演奏によるリレーションシップが生み出すライヴ空間がその醍醐味です。

 

血のかよった身体と生きた声のなかでは、過去の記憶も、その現在形の姿を見せてくれるものだと思います。
歴史がいかにして「未来に昇華されてゆく過去」となりうるか、そのようなことに想いを巡らせ、本作品は生まれました。

 

現在、このような社会状況となり、身体文化においてもオンライン配信などさまざまな試みがなされておりますが、今後の世界の状況を見極めつつ、私たちとしてはあらためて生の舞台芸術として上演できる時期を模索していきたいと思います。
新たな公演日程が決まり次第、SNS・Webサイト等でもご案内致します。

 

末尾となりましたが、この世界状況が一刻も早く落ち着くことを願いつつ、皆さまの心身の健康と平穏を心よりお祈り申し上げます。

 

2020年5月5日
KENTARO KUJIRAI コンペイトウ
主宰 鯨井謙太郒

 

 

 

◆日時
2020年
6/27(土)19:30
6/28(日)15:00

 

◆会場
せんだい演劇工房10BOX box-1

 

構成・演出・振付・ダンス
鯨井謙太郒

 

オイリュトミー
野口泉

語り
定方まこと

三線
鯨井絵里加

音楽監督
堅田優衣

合唱
Noema Noesis ensemble

 

舞台監督

高橋克也(有)舞台監督工房

 

照明
佐藤新(株)東北共立

 

〈主催〉KENTARO KUJIRAI コンペイトウ
〈共催〉月のピトゥリ

 

制作 mondenkind
助成 公益財団法人仙台市市民文化事業団

 

・初演|「ダンスブリッジ 2019」神楽坂セッションハウス 2019.9.21-22